防災エキスパートとしての活動を希望される方は、活動内容や活動フローをご一読いただき、必要書類の提出をお願いいたします。

1.防災エキスパート技術者の活動内容について
               ※資料については研修会で配布

2.防災エキスパート活動の出動要請から支援完了まで(フロー図)
               ※資料については研修会で配布

3.加入時>>>        ●登録申込書様式

               ●同意承諾書

4.活動時           ●作業状況調査票

            


  

防災エキスパートに参加して

                       梅﨑 健次郎

 県庁などの地方自治体が組織のスリム化を目指すため、アウトソーシングが進む昨今、いざ大災害が発生したとき迅速な被害調査が可能なのかと心配していました。
 土睦会会長となり、OB会員各氏を対象に『災害被災個所ボランティア活動』についてアンケートを実施したところ、約80名から回答があり、「是非現役職員を支援し、県民の安心に寄与したい」「土睦会として取り組んでは」という回答が多く、自治体支援の機運が高まりました。
 この思いを大分県建設技術センターに話したところ、公益事業として採用していただき、同センターと土睦回で平成29年1月に協定を結ぶ事ができました。
 初年度における出動の感想ですが、日ごろから社会活動やゴルフ等で鍛えている成果もあり、足腰は健在でした。管内の道路・河川の地理情報も現役のころより蓄積されており、「まだ頑張りたい」との思いには、頼もしい限りで感動しました。
 私も臼杵土木事務所の応援に入りました。3日目は雨でしたが、期日までに現地調査を完了し、報告書を作成しようと、ずぶ濡れになりながら調査を行いました。
 河川調査に関しましては、「軽トラックのほうが小回りが利く」と私有車を持ってきて活動していた会員の姿もありました。
 日田・豊後大野・佐伯・臼杵の各管内で活動していただいた会員の皆様、本当にご苦労様でした。
 皆様の土木行政に対する熱き心は、現役職員にきっと受け継がれることと思います。今後もよろしくお願いいたします。    




2つの活動を通して

                         田原 雅弘

 7月11日、「明日から2日間、日田に行ってもらいたい。」との連絡を受ける。九州北部豪雨災害の復旧支援である。想定外の事態で、初日の3名体制を急きょ9名に増やすとのこと。12日、鶴河内川の被災現場に立つと自然の力の凄まじさに唖然とした。事務所の職員を加えた10名の塊があまりに小さく映った。調査の目的は、この川の被害状況をまとめることにあったが、改良復旧工事の前提となる災害費を大まかに掴むことも併せ持っていた。若手の自分はエスロンテープを持って現場を走り回った。「田原君、次に移動するので車をまわして」。先輩の声に応えて水かさの残る川を渡りきると一斉に拍手が湧いた。チームワークもバッチシである。調査結果は事務所と相談し一覧表と住宅地図にまとめた。
 9月26日、台風18号による災害の復旧支援で佐伯土木事務所に行く。今回の調査は範囲が広く4班8名体制、予め調査した被災箇所の起終点を決めることを目的とした。3日間の行程は概ね予定通りに終了。聞くところによれば、豊後大野と臼杵土木事務所の一部では、未調査の地域に入り被害状況をまとめたとのこと。
 自分が参加した2つの活動。そこでは、被害の状況も、活動の範囲も、事前の調査の進み具合も大きく異なっていた。そして、防災エキスパートには、必要な人員の投入も含め、場面に応じて異なる成果を出していくことが求められた。  


防災エキスパートを通して

倉橋 猛

皆さんご存じのとおり、今年は7月の九州北部を襲った梅雨前線豪雨と9月の台風18号による大雨で多くの災害が発生しました。
 7月の九州北部豪雨では、日田土木事務所の初日、NさんとSさんの3人で災害調査をしました。当日は調査を始めてすぐに雨に打たれ、気温も高かったことから蒸し暑く、普段は元気いっぱいのNさんが軽い熱中症になったり、河川の改修計画に詳しいSさんは、真新しい橋にかかった流木を見て、「これを許可した・・・は・・・すべきであった。」や「流木災害を防止するためには、砂防ダムの必要性」など、そもそも論を聴くことが出来ました。
 たくさんの現役職員もに聴いて貰いたかったですね。
 9月の台風18号では、臼杵土木事務所の海添川水系と臼杵川水系の左津留川を調査しました。海添川では四畳半の部屋に入るか入らないくらいの巨石をよけながら、急勾配の河川を片手にバインダーやテープを持ちながら、上流へと調査をしながら上っていきました。私の年齢のちょうど10歳年上のAさんは、何一つ愚痴を言うこと無く任務を遂行していましたが、さすがに夕方近くになって、「もう足が上がらない」と言っていました。
 多少体力には自信のあった私は、現職時代でもこのように疲れたことは無かったと感じていました。
 Aさんの体力と忍耐に敬服。



被害状況調査報告(佐伯土木事務所)