大分県は、県土の約7割が山林を占め、起伏に富んだ複雑かつ急峻な地形を国内屈指のリアス式海岸が囲むといった厳しい条件にあります。
 その中で、県民が豊かで安全安心して暮らせる社会を実現し、経済活動の活発な進展を図るためには、地域にあった良質な社会資本が将来にわたり計画的に整備・保全されていかなければなりません。
 そのためには、より確かな土木技術・技能とそれを支える人材の確保、育成が必要です。
 当センターでは、良質な社会資本の整備と秩序ある県土づくりを担うために不可欠な未来の人材を育成することを目指し、小中学校を対象とした「コンクリートのふしぎ」体験講座を平成24年度より継続的に実施しています。平成29年度は、以下3校のPTA行事にお招きいただき、各校で出張体験講座を開催しました。



第1回目  9/16   坂ノ市中学校   (39) 120分
第2回目  10/28   南大分小学校   (26)  90分
第3回目  11/5   東陽中学校    (25)  90分
※()の中は参加した人数です。



 子どもたちが自らコンクリートを練り混ぜ、型に流し込み、脱色・着色してコンクリート製のペーパーウェイト(PW)を作成します。ピーマン、とうもろこし、かぼす、バナナといった身近な食材をモチーフとしました。

  

練って混ぜたコンクリートを、ゴムでできた型の中に流し込みます。ペーパーウェイト、うまくできるかな?わくわく!


 コンクリートが固まるのを待つ約30分の間、クイズをしながら「コンクリートのふしぎ」について学習します。実験をして、答えを確かめてみることもあります。

  

コンクリートにまつわるクイズは奥が深いですよ!実験をして、直接目で見て確かめてみよう!



 子どもたち自らが、コンクリート製のブロックを組み合わせて、石橋をモチーフにしたアーチ橋を完成させることで、楽しみながらコンクリートの特性を理解することができます。アーチ橋を組み立てたあと、実際に橋を渡ってコンクリートの強さを体験します。

  



 講座終了後、子どもたちにアンケートを記入してもらいました。グラフに示す通りほとんどの子どもが満足しており、さらに91パーセントの子どもがかなり満足していることがわかりました。



・コンクリートのおかげで生活できていることが分かった。コンクリートの強さが分かって、見る目が変わった。
・コンクリートについて詳しく解説してくれたのでわかりやすかったのと、クイズもあって楽しいなと思いました。
・石橋を作ったとき、組み立て方に迷ったけどみんなと協力してかんせいして渡れたのでよかったです。ペーパーウェイトもトウモロコシをきれいに作れてよかったです。とてもいいたいけんができてよかったです。
・コンクリートのひみつやすごさが分かりました。私たちはコンクリートに支えられていてとてもすごいと思います。小学校最後のふれあいデーはすごくいい思い出になりました。今日は本当にありがとうございました。
・かぼすは良い作品になってよかったです。コンクリートは強くて丈夫でした。
・コンクリートはいろいろなところに使われてじょうぶ!というのがよくわかった。クイズも楽しくて、わかりやすかったです。石橋はくずれそうで怖かったけど、乗ったら結構丈夫でびっくりしました。用意されていたペーパーウェイトの色を塗るのが楽しかったし、うまくできたのでよかったです。

などなど、たくさんの感想をいただきました。



平成29年11月25日に開催した宗麟大橋でのイベント、「第27回 親子と土木のふれあい見学会」に(公財)大分県建設技術センターが工作のブース、「遊びませんか?コンクリートで」として参加しました。
当日は150人を超えるお客様に集まっていただき、みなさんと一緒にコンクリートで野菜を作って遊びました。