わたしたちの住む日本の国土は、気象、地形、地質等が極めて厳しい状況下にあり、毎年のように水害・土砂災害などの自然災害が発生しています。特に近年は、気候変動に伴う台風や局地的な集中豪雨による水害の多発、さらに最近の熊本地震により大分県内でも多くの被害が発生するなど、自然災害の発生リスクはさらに高まり、自治体職員の災害対応力強化が求められています。この研修では、現地踏査から査定設計書の作成、災害復旧事業の採択ルールや災害復旧工法に関する講義に加え、模擬査定を行うことにより、災害復旧実務に必要な知識の習得を図ります。




 ・開催日:平成29年6月1日(木)
 ・場 所:大分県庁本館2F 正庁ホール(〒870-0022 大分市大手町3-1-1)
 ・講 師:大分県土木建築部河川課    防災班 主査  田中 祐介 氏
      (株)佐藤コンサルタント   常務取締役   河室 雄幸 氏
      松本技術コンサルタント(株) 企画担当志向役員・取締役副社長
                             安田 栄一 氏
                     大分営業部担当執行役員・常務取締役
                             奈須 宏二 氏



時 間 教 科 目
9:30~  受付
10:00~
11:00

 【講義】「発災から事業完了まで」

11:00~
12:00
 【講義】「災害復旧申請時の留意点」
12:00~
13:00
 昼食休憩
13:00~
16:00
 【模擬査定】(災害実例をもとに、班ごとに模擬査定を行います。)
   13:00~14:45  模擬査定の方法の説明・グループ討議
   14:45~15:45  模擬査定(一班20分)
   15:45~16:00  講評
16:00~  アンケート記入・提出

 

〈講 義〉
 午前中の講義では、公共土木施設災害復旧事業の概要、災害査定の流れのポイントといった、災害時の動きについて学びました。基本的なルールなどを把握しておくことで実際の災害対応に向けてのイメージが具体的にできるようになります。

  


〈模擬査定〉
 午後からは、過去の事例(河川、道路)をもとに、班に分かれて模擬査定を行います。制限時間内で協力し、アドバイスをもらいつつ、手を動かして査定設計書を作り上げ、審査を受けます。


  

午前中に学んだようなことが実際にどのような場面で使われ、査定の際にどのように判断を下しながら進んでいくのかを確かめ、また、査定時の質疑応答の練習も実践しました。

  


 ・災害査定の説明や実習から本番に向けてイメージをすることができた。
 ・講師の説明が詳しく、わかりやすかった。
 ・査定の練習や、読み上げや質疑応答の経験ができた。災害査定の概要を知ることができた。
 ・災害申請についての基礎を学び、模擬査定がそのあとすぐあったため、学習の質が深まった。
 ・災害はいつ発生するかわからないので、事前に学び練習することは、今後大いに活かせると思う。


 …ほかにもたくさんの感想をいただきました。